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 since 2022/12/11 初期作成

「・・・高周波な生活(の一部)
 VIBROPLEX Code Warrior-Jr 分解して整備(主に磨き込み?)


  • 2010年頃(だった記憶)に入手したVIBROPLEX Code Warrior-Jr。
  •  (コードウォーリアー・ジュニアって呼ぶのが正解なのか?)

  • 機構部の真鍮が酸化して汚くなるのが普通。
  •  なので時々バラして磨いてるので、その状況を晒してみる。

      (以下画像はクリックで拡大)

    <1>
     でわ、プレイボール。
     何度もバラして慣れてる?ので、サクッと分解。
     

    <2>
     分解した各部品のアップ。
     ムクの真鍮表面に汚れや酸化が目立つ。

      
    パドルレバー部↓
     
    中央部のマグネット部分↓
     
    左右の接点部↓
     

    <3>
     そしてメインで使うのは耐水ペーパー#1500。
     最近は仕上げに#2000を使ったりも。
     重曹ペースト(重曹2:水1)を使い
     新品ウエス(綿布)で磨くのもアリだが、
     キレイなヘアラインが戻ってくるのは耐水ペーパー。
     ローレットになっているネジツマミ部分は、
     作業時間短縮のために重曹ペーストを使ったり。
     

    <4>
     平らな(出来れば鉄製の)机の上で、
     ゆっくり&ひたすら磨く。。。
     接点は銀接点なのでヤスリで磨かない。
     アルコールを染み込ませた不織布で磨く。
     ダメなら重曹成分入りクリーナー(by100円ショップ)で磨き、
     それでもダメなら重曹ペースト作って磨きまくる。
     

    <5>
     パドルレバー部の作業前/後の比較。
     左手前が作業前、右奥側が作業後。
     一目でわかるくらいの差が出る。
     

    <6>
     左右レバー間にあるマグネットが付いてるブロック。
     レバーストップ位置が決まるイモネジまで、
     さらに細かく分解する。
     

    <7>
     イモネジのロックナット、
     左が作業前で右が作業後。
     イモネジ自体はCRCに漬け込んだ後で
     不織布でキレイに磨く。

     ブロック自体に付いているマグネットは取れないので、
     とにかく地味に、その周りを磨く。。。。。
     (延々と磨くことになるので写真は無し(笑))
     

    <8>
     左右レバー間にあるマグネットが付いてるブロックの、
     作業前と作業後の全景。
    ★作業前★
     
    ★作業後★
     

    <9>
     左右のコンタクトポスト接点部分については、
     接点が付いているネジが外れてこない。
     無理に回せば先端の接点チップがもげ落ちる悪寒。
     なので、この形のままで作業。

     接点以外を、ひたすら#1500で磨く。
     接点自体は不織布で磨くが、ダメなら「重曹成分入りクリーナー」。

     なお、ツマミのローレット部分は結構凹凸があるので、
     「重曹成分入りクリーナー」でチマチマと磨くと時間が掛かる。
     落ちないときは重曹ペーストで慎重に磨く。

     左が作業前、右が作業後。
     

    <10>
     ひたすら磨いた後はベースに各部を取り付ける。

     組立直前に接点表面を、
     エツミの「ナノカーボンペン」でコーティング。
     確かamazonで600円位の時に4〜5本まとめ買い。
     買い換えようと思ったら値上がりしてるし(笑)
     
     

    <11>
     組立完了。
     作業前の全景を撮り忘れたのが悔やまれるw
     ここまでキレイになれば文句ないだろ?>オレ
     

     なお真鍮剥きだし部品に関しては、
     パドルレバーの透明アクリルに接触する面と、
     コンタクトポストの下側・絶縁ワッシャが接触する面を除き、
     #1500で磨いた直後にCRCを染み込ませた不織布で磨いてある。
     そして、組立直前に乾いた不織布で拭き上げておく。

     重曹ペーストでコンタクトポストを磨いた場合、
     パーツ丸ごと40℃くらいのお湯の中に入れて
     歯ブラシで重曹ペーストの残りをおとす。

     その後水分取ったら、30分位CRC漬け→不織布でひたすら磨く。
     コンタクトポスト下面の絶縁ワッシャ接触面はアルコールで脱油。





    作業後の雑感など

    ・年に1回くらい?この作業を実施している。

    ・この「Code Warrior Junior」を使わないときは、
     このままビニール袋に入れて元箱に入れて保管。
     そうすれば酸化は進まない。
     で・・・時々使用後に出しっぱなしにすると真鍮が酸化して汚いw
     (今回は7月のオールJA5コンテストから出しっぱなしだった)

     よくよく考えてみれば・・・
     コンディション上昇を待つ間、バンド内をスイープしながら、
     無線機の前でメシ食ってるのが悪い・・・のかもしれない(笑)

    ・真鍮部品を磨いた後、表面にクリアラッカーを吹くと、
     長持ちして良いかもしれない。と常々思っている。
     あと、重曹ペーストで磨いた部分が、いつもイマイチな光り方。

    ・でも、パドルレバー部分を固定するネジ&銅製カラーで、
     ベース部分と電気的に接続される。
     左右にある接点部分(コンタクトポスト)はプラワッシャーでベースから絶縁され、
     固定用ネジによってベース裏面の端子と電気的に接続される。

    ・ラッカー吹きをするなら細かくマスキングするとか、
     色々とやらねばならない。

     つまり・・・ 面倒くさい訳で・・・(苦笑)




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