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  last update 2011/01/23

「・・・高周波な生活(の一部)
IC-706MK2 基準発振周波数の再調整

   以下の画像はクリックすると別のウィンドゥor別のタブにて、
   撮影時の元サイズで表示されるので多少重いかもしれない。


経緯
 IC-706MK2の基準発信周波数を調整後に、
 使用したカウンタMF76A自体の基準発振器がズレてる事が判明した orz
 その MF76Aの調整も終了 し、IC706無印の基準発信周波数も調整したので、
 IC-706MK2の基準発信周波数を再度調整する事にした。
 

(1)
 こんな感じで測定。
 周波数カウンター(Anritsu MF76A)を、IC-706MK2の取説P58に従い接続。
 IC-706MK2を1/21夜から1/22昼までヒートランしたのが下↓の状態
 表示は59.999989MHzで-11Hzのズレを確認。

IC-706MK2基準発振周波数の再調整全景1

(2)
 前回同様に、取扱説明書に記載のR60で調整してみる。。。。。

IC-706MK2基準発振周波数の再調整全景2
 前回、サービスマニュアルに従い各CPの電圧は調整済みの為、
 今回は省略しつつ追い込む。
IC-706MK2基準発振周波数の再調整全景3


(3)
 途中経過は省略、1時間程度で60MHzに+0.1Hzまで追い込み完了。

IC-706MK2基準発振周波数の再調整+0.1Hzまで追込み完了



<1>
 上記調整終了後、約30分観察してみたら最後の桁0.1Hz台が0と1を交互に表示。
 先に調整(自家校正)完了したMF76Aの状態から推測すると、
 これでほぼ60MHzに合っていると思われる。

<2>
 上記調整完了後に周波数表示を891.000kHzに合わせ、NHK第1放送(891kHz)をUSBで受信。
 その後LSBに切り替えても音程がほとんどズレて無い様に聞こえる事を確認。

<3>
 今回の調整で60MHzの基準発振を+0.1Hzまで追い込みましたが、
 実際の使用状況では周囲温度や機器本体からの発熱によりドンドン周波数がずれるでしょう。
 そう考えると1Hz台の表示でピッタリ合っていればOKな気がする。完全に好みの範疇。。。

  なお、Hi-Resolモードで測定しようと思い、測定モードを切り替えたら、
  IC-706MK2からの60MHz出力が若干弱くて測定不可。

 これで706無印とMK2の2台共、それなりの精度で周波数が合ったので暫く使ってみる。

 何かあったら追加する予定。







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