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 since 2024/10/08

「・・・高周波な生活(の一部)
 Panasonic製 TOUGHBOOK CF-20
 各ポート蓋の取外し&清掃

 Panasonicのタフブックといえば
 堅牢・高耐久ということで有名。
 というかパナの「Let's Note」、
 海外では全て【TOUGHBOOK】ブランド。

 
 (↑は2015/12/21に開催の,Panasonic主催発表会・水掛けパフォーマンスw)


・そのTOUGHBOOKシリーズは「ほぼ全て」が
 法人向けに販売され、各種業務の現場で使用されている。
 (と、思われる)

・なので中古品を入手すると、その外装のボロさ加減にビックリw
 今回入手した個体「CF-20E0385VJ」は、
 かなりの美品でラッキーだった。

・各種I/Fポートは蓋が付いておりスライドして開ける構造。
 使用現場によっては細かい粉塵などがスキマに入るんだろうなぁ。

・実際に今回の個体は、本体側(画面側)のEthernetポートの蓋が、
 スライドがとても固い&スライドしても開かなかった。
 他のポート蓋もスライドすると「ザリザリ感」が・・・

・というわけで、まずは各I/Fポートの蓋をキレイに!
 タフブックだからといって複雑な分解は必要な訳ではない。
 (この先の写真ほぼ全てがクリックで拡大可能)



<TOUGHBOOK CF-20 各ポート蓋の取外し&清掃>
1.
プレイボール!
本体一式+準備したもの全部の全景。
精密ドライバーの他にはメモ用具とか、
腕時計バンドを買うと付いてくるピン抜きのヘラ他色々。
 
 
清掃用には(よく使っている)消毒用エタノールIPの他に、
プラ磨き用にホームセンターで買ったシリコンスプレーと、
今回はキムタオルを奮発&100鈞で売ってる不織布。
シリコンスプレーの隣にあるのはネジ入れに使用する
「市販の豆腐のパック」w
 
 
作業開始前に消毒用エタノールIPを使用して
各ポートカバー表面を清掃しておく。
外す前の方が清掃しやすい。




2.
本体側のポートカバー。
左=MicroSDXCスロット/ヘッドセット/USB3.0/HDMIポート。
 スライドすると「ザリザリ」感。
右=Ethernetポート。
 スライドが固く、スライドしても開かない。
 

3.
ここのネジサイズは「1番」だった。
 
まぁ、ネジはサックリ外す。
 

4.
ネジを外すだけで、
MicroSDXCスロット等のカバーは簡単に取れた。

ネジを外すだけでは外れないEthernetポートカバー。
すぐ近くにある画面側のゴム部材から外す。
写真のように薄いヘラで角を起こしてから、
ゴム部材の表面に開いている四角い穴に、
マイナスの精密ドライバーを差してゆっくり時計方向に回す。
 
 
 
約90~100度回ったところでヘラで慎重にこじると取れる。
先極細なラジペンで垂直に持ち上げるのがいいのかも。
 
裏側(バッテリー側)も同様に外す。
写真のように2本以上のマイナス精密ドライバーを差し込んで回すと楽。
 

5.
下の写真の位置で、画面側・外装の黒いプラ成型品のスキマへ
時計バンドのピン外しを「ゆっくり」差し込んでいく。
ここで固着していたポート蓋が出てきた。
 
ポート蓋はムリに引き抜かず、
外装のアチコチを少しずつ浮かせる。
写真の位置くらいまで外装が浮くと取れる。
 
ポート蓋の、本体内に入る部分が
白く汚れているのは粉塵のせい??
 

6.
外れたポート蓋を消毒用エタノールIPで清掃し、
・・・シリコンスプレーの刑に処する。

時々動かしてスライド内部の粉塵なども出す。
あとはキレイにキムタオルor不織布で磨く。
 
本体側のプラ成型品部分。
こっちも白くホコリというか粉塵が。。。
エタノール清掃後、綿棒にシリコンスプレー塗って磨く。
 
 

7.
シリコンスプレーで磨いたら取り付け。
Ethernetポート蓋は外装を、
前出5.で取り外した写真の状態にし、差し込めばOK。
MicroSDXC/ヘッドセット/USB3.0/HDMIポートの蓋は、
スライドロック解除位置(下画像でいうと左側)にしてから、
本体側の突起が角穴が入る様に、画像のように置く。
 
その後、周囲のカバー部分を乗せて(はめて)OK。
 

8.
本体の電源ポート蓋(上記7までの反対側)。
これも動きが渋かった。
ここもネジサイズは「1番」。
 
こっちは下画像の通りの位置に
細いレバーを差して浮かせ、
 
画像でいうと左側は下の通りの位置で、
ゆっくりと地味に持ち上げる(こじる)。
ここで時計バンド交換用工具の
独特な?先端形状が生かされるww
 
 
 

9.
本体の電源ポート蓋が取れた。
こういう形状で本体側のDCジャック枠に填ってるので、
ムリに引っ張ると折れるんではないかと思われ。
 
 
で、清掃後にシリコンスプレーの刑に処する。
(下写真はシリコン拭き取り途中)
シリコン磨き後に組み付ければOK。
組付けは大したことないので写真省略。
 

10.
ここからはキーボードドック側。
(以下KB側)
KB側の左側面は奥側から(画像でいくと左から)、
DCジャック/SDXCカードスロット/HDMI/USB2.0/RGBで、
下画像に見えるネジ3本を外す。
この先のドライバビットサイズは、
0番と00番のどちらでもOK。
でも多分正解は0番かな??
 
 
当然これらも清掃後、シリコンスプレーの餌食。
スライド部分を動かしながら注入&拭き取りを、
動きが軽くなるまで繰り返す。
そして磨き上げたら組み付け。
 
 

11.
KB側の左側面は奥側から(画像右から)、
USB3.0/USB3.0/Ethernetポート/RS232C(D-Sub9P)。
 
USB3.0とEthernetポート間にある、
二回り小さいネジは外さなくてもおK。
(今回は外してネジ頭も磨いた)
 
前出と一緒なので作業中の画像は省略。。。

12. 作業後の各部拡大写真。
見た目でこれだけキレイになれば、
スタバで出しても恥ずかしくない(えっ?

本体側左
Before
 
After
 

本体側右
Before
 
After
 

KB側右
Before
 
After
 

KB側左
Before
 
After
 


・・・あまり前後の差がないように見える(笑)



<作業後の雑感>

・スライド稼働するパーツは、
 パーツクリーナーで洗浄した方が正解?

・と、思ったが、ウラに付いているスポンジが
 剥がれる or 溶ける等の悪影響ありそうでやめた。

・今回使用した「シリコンスプレー」は、
 DCMブランドのT-AZ3。
 型番からして中身はエーゼットの品?

・上記を指に噴射して粘度を確認したが、
 なんとなく・・・ヌルヌル感がイマイチな気が(笑)
 缶ウラに書いてある成分には「シリコーンスプレー」としか書いてないが。

・CRC 5-56で有名な呉工業の「シリコン ルブ スプレー」の方が、
 作業性は良いかも?しれない。
 気のせいかもしれない。。。






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