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記録を残す事にしたけど、もうフンドシ型しか考えられない。
以下の画像のほとんどは、はクリックすると多少大きなサイズで表示される筈。
中古IC-706MK2の動作チェック中(以下略)で、 MK2の方は 無事に調整終了。
調整終了したIC-706MK2とIC-706(無印)を並べて中波NHK第1放送(891kHz)を受信するために
周波数表示を「891.000kHz」に合わせてUSBとLSBを切り替えたら・・・あれ? 音程がズレてるのは、IC-706無印の方だわ。。。
というわけで、IC-706MK2に続きIC-706無印の基準発振周波数調整を実施。
ちなみにアンリツ製周波数カウンター「MF76A」の基準発振周波数調整後に実施
(1)
こんな感じで測定。
周波数カウンター(Anritsu MF76A)を、IC-706(無印)の取説P64に従い接続。
IC-706(無印)を1hくらいヒートランしたのが下↓の状態(MF76Aは何時から電源入ってるか忘れた)
(2)
サービスマニュアルだと L34 & L36 で調整しろって書いてある。
L34はX'talに直列に入っているコイルなのでサクサク周波数が動く。
L36は発信器出力側のコイルなのだが、堅く固定?されており、コアを割りそうだったので諦めた。
ちなみに、下の画像で調整ビットを当てているのがL34。 その右斜め下にあるシールドケース入りなのがL36。
(3)
L34を慎重に回して周波数をジワジワ調整中。。。
<1>
IC-706MK2の調整完了後と同様に周波数表示を891.000kHzに合わせ、
中波NHK第1放送(891kHz)をUSBで受信。
その後LSBに切り替えても、ほとんど音程がズレないで聞こえる事を確認。
<2>
測定環境:下記の測定器をヒートラン後に使用。
周波数カウンター:アンリツMF76A ( 2011.01.16 自家校正(調整)済み )
校正済みの ADVANTEST R3273から出ている、
10MHz基準発信器出力(校正データ見ると+0.1x10^-8乗)を用いて自家校正(調整)。
<3>
今回の調整で60MHzの基準発振を±0Hzまで追い込み完了。
0.1Hz台でズレていると思いますが、コイルのコア回しての調整は微妙すぎるので無視。
面倒なので送信周波数は測定してないけど、たぶん145MHzで±数10Hzのズレでしょう。
<4>
IC-706(無印)は電源が入ると内蔵FANが常時7V位の電圧で駆動されて通風されている。
実際の使用状況下では、受信状態のままだと温度平衡までそんなに時間掛からない気がするけど、
その後送信を始めると同時にドンドン加熱されて内蔵FANもブンブンまわり、
設置環境によっては基準発振周波数は送受信のたびに数10Hzオーダーで変動する事になると思われる。
(いや逆に、暖められて恒温槽状態になって、ビタッっと安定したりしてw)
・・・と、色々考えていくと、1Hz台の表示でピッタリ合っていればOKな気がする。