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 since 2023/6/17 初期作成

「・・・高周波な生活(の一部)
 NanoVNAのバッテリー交換の巻

・amazonで中華製「NanoVNA」を注文したのが2019/12/13。
 校正用のSMA-Open/Short/Load付属、USBケーブル付属で5.5k円なり。
 
 

・ADS-B受信用J型アンテナの製作&調整、
 ADS-B受信用フィルタの製作&調整、
 窓の手すりに固定したMD200+MDC217の調整、
 等々に大活躍。
 (このときは単身赴任先の秋田市内だった)

・スペアナ(R3273)出して方結出してノーマライズして・・・
 という儀式が無くなると、大変楽である。
 開発者のTT@北海道(edy555)氏!ありがとう!(^^)ノシ
 (中国でパクられて売り出されても「広まればいい」といって問題視しないとか太っ腹過ぎる・・・)

・で当然、現在もANT調整で活用中。
 ↓そのNanoVNA様の全景@6/3
 


2023/6/3の午後・・・

・別ページで書いた
 「MD200+MDC6の調整〜14MHz用延長エレメント電線」で測定中、
 画面のタッチ位置が微妙にズレるのと、
 時々勝手に画面タッチしたかのような反応が。

・まぁ、当時5k円ちょっとで買った物だし、
 今なら性能良くなってるんだろうから買い換えようかな?

・とか思いつつ作業終了後に暫くしてから
 NanoVNA本体を眺めていて「はっ!?」と、気がついた。

 「御懐妊されてますがなwww」

 ↓笑いながら撮ったバッテリーの状態
 


・週があけて6/5。
 下の写真の通り、バッテリーが膨らんでしまい、
 よく見ると液晶パネル側(上側)も少し曲がってる(撓んでる)。
 PLUSのカッティングマットの上に置くと、
 びっくりして(笑って)撮った前出の写真よりも
 液晶パネル側が曲がってるのが、よく判る。
 


・タッチパネルのタッチ位置が微妙にズレる&変な反応は、
 液晶パネルにテンション掛かったコレが原因か〜?

・とか、ノンビリしてないで、とりあえず下側を外した。
 (ちなみにウチのNanoVNAはネジやスペーサーがプラ)
 


・そういや最近バッテリーの持ちが悪かったんだよな。
 1時間経たないうちに残量表示残り1/3になってた。
 というか、電源ON後10分くらいで残量表示2/3になってた。
 2019/12購入で・・・3年半かぁ。
 意外と短かかったな。

・すげー膨らんでる様に見えるけど、
 購入時の状態忘れたから何とも言えん。
 (写真取ったような記憶があるけど見つからん)
 


・バッテリーの型名は「602040」。
 厚み=6.0mm/幅=20mm/長さ=40mmの意味。
 


・速攻でamazon検索。
 602040は何故かプライムだと2〜3,000円もするし、
 プライムじゃない奴だと安いけど到着まで2週間?
 なので、同等サイズの物を探して探して・・・・・

・そして見つけたのが899円のコレ→ 「552036」(amazon商品ページ)
 厚み=5.5mm,幅=20mm,長さ=36mm。
 コレなら収まるでしょ。
 容量が元の450mAhから360mAhに減るけど大差なしって事で。
 ポチっと注文。翌々日に到着。
 
・よく考えたらこのバッテリー、
 昔買ったミニドローンのバッテリーと一緒か?


2023/6/17の昼

・そして(しばらく放置した)週末、バッテリー交換の儀。
 バッテリーは接着剤?両面テープ?で貼付け。
 指先の力を加減しつつ、ゆっくり剥がす。
 


・でも、コレがなかなか剥がれない。
 だからといってカッターナイフやドライバーで抉じ開けるの厳禁。
 誤って電池内部に金属が刺さり、内部ショートしたら・・・
 最悪、発火炎上 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

・ここで、コレ。
 100鈞のアクリル定規。
 市販のスマホ分解ツールに入ってる
 柔らかい材質の「ヘラ」の方がベストか?
 

・最初は指先の力だけで少しずつバッテリーの端を浮かす。
 バッテリーと基盤の間にある接着剤か両面テープが見えてきたら、
 バッテリーと基盤の間にアクリル定規の薄い方を差し込む。
 あとは「てこの原理」でじわ〜っと力をかけて剥がす。
 これで指が痛くならない。
 

・簡単に取れた。
 基盤側に残った接着部材を剥がしておく。
 

・amazonでポチったバッテリー「552036」。
 ちゃんと梱包されてた。
 

・とりあえず寸法計っておく。
 型番通りなら、厚み=5.5mm/幅=20mm/長さ=36mm。
 実測値は下記写真の通りで、まぁ合ってる(当たり前か)。
 
 
 

・バッテリー比較。
 左=御懐妊してた 602040
 右=新品購入した 552036
 

・コネクタが違うので古い方から切って付ける。
 当然、ショート防止の為にバッテリー側は、
 片側だけ剥いてハンダ付けする。
 ヒシチューブで絶縁してからもう片方も作業。
 
 

・バッテリーの準備が出来たのでNanoVNAに載せる段階で、
 「NanoVNA側のクリアランス」次第で張り付け方法を
 考えねばならない事に気が付いた。
 (遅いってのw)
 とりあえず仮組して実測=約6mm。
 

・いつも使ってるNitto製ブチルゴム両面テープ、
 公称厚み=0.75mmだから・・・
 バッテリー実測5.62mm+0.75mm=6.37mmで気持ち厚くなる。
 んな訳で、薄い両面テープを2つ折りにして使う事にした。
 
 

・NanoVNAへ貼付&組立てて、完成。
 これで歪みが無くなったから、
 (多分)タッチ誤動作等は無くなるだろう。

 
 
・薄い両面テープを使ったので、隙間はある。
 (ので、次にバッテリー膨らんでも多少の余裕)
 


・電源オン!
 多少は充電されて出荷されてるから当然ON出来た。
 あとはNanoVNAにUSB給電して充電できれば完了。
 

・数時間放置して(忘れててw)、電源オン!
 よかった〜、ちゃんと充電されてるみたい。
 バッテリーを触って熱くなってない事を確認して、
 今回のNanoVNAバッテリー交換の儀、無事終了。
 



交換後の感想とか

・容量が小さくなったので外でANT調整に使うときは要注意か?
 もっとも、30分位で調整に決着がつかない場合は、
 何か問題が有るはずだからそちらを先に考えた方が良い。
 (と、無理に自分を納得させる・・・)

・まぁでも、スペーサーを長い物に交換する前提で、
 もっと容量の大きい物にすれば良かったかなぁ(笑)





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