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「・・・高周波な生活(の一部)」
IC-706(無印)の内臓FAN交換
・本体の電源がONになると同時に回転が始まる、
内蔵FANが「・・・ンゴロゴロゴゴゴゴ音」で【もうダメぽ】な状態。
(受信状態でも常時約7Vの電圧でゆっくり回っている)
・ネットで検索しても内蔵FANの事が
ほとんど引っかからなかったので記録を残す事にした。
・だけど面倒くさいので、超フンドシ型でいく事に決定w
どっかのブログサイトへの移動も考えたけどDR-620測定結果をどうするか?
・・・ってわけで、そのまま。
最後に交換後の感想というか雑記付き。
(1)
上下のカバーを外し、スピーカーも固定用の金具も外しておく。
本体下側(裏側)から見た図。
中央左にある黒い横長の物がFAN。
(黒い防振用のゴムに包まれている)
(2)
そのすぐ横にあるこのコネクターを外す。
(3)
ゴムに包まれたFANを押す。
初めて外す時はゴムが固着してるかもしれないので力が必要。
(4)
反対側に出てきた。この時完全に外す前に、
【ケーブルの位置とFANの向き】を、よく覚えておく事。
<空気の流れはリア側のPA部へ風を送る方向>
(5)
取れた。
この時に、
【ケーブルの位置&金属部品&防振ゴムの位置関係】を
よく覚えておく事が重要。
(6)
防振ゴムを剥く。
(7)
どんな規格のFANなのか確認しようと、
アルミ箔?シール剥がしたら
FAN自体のシールも剥がれた。(苦笑
(8)
で、PCショップで買ってきたFANはこれ。
60cm角15mm厚で12V駆動の物なら
なんでもOKだと思われるので、
テキトーに選んだ(安かった)のがこれ。
一個780円かな?
(9)
新旧FAN並べてみた。
新FANは羽根の向きが逆だ。
エアフローの向きを確認しようとしたら・・・
刻印が無いぞコイツ w
(ここで、上記(4)~(5)が意味を持ってくる)
↓下側が古いFAN、上側が新しく買ったFAN
(10)
新しいFANの電線をぶった切る。
黄色い線は回転センサー用、
だけどIC-706じゃ未使用。
(11)
古いFANの線を外す。
外れないときは叩き切る。
(12)
半田付けしてテーピングして終了。
本来なら熱収縮チューブを使うけど、
この時はたまたま手元に無かった。(在庫切れ)
赤線と黒線の位置をずらしておくと、
万一絶縁テープが剥がれても一気にショート&焼損は免れる。
(13)
防振ゴムとか金具とか組み立て。
この時、(5)で確認した位置関係になるように戻す。
(14)
本体に組み込む前に動作確認。
この時、(4)-(5)で確認した位置関係&エアフロー方向を最終確認する。
あとは元通りにするだけ。
(15)
中にちゃんと入った。
本当はこのFANセンター部(モーター部)に
シールド用アルミシール?を張っておくんだろうが、
動作確認した感じではFANからのノイズは受けてないっぽい。
交換後の雑記など・・・
1:
電源ON時は常時回ってるので疲労も貯まってるハズの内臓FAN。
そのFAN交換ごときでICOMに修理出さなくても大丈夫。
100W常用する方は上記の様な安物FANではなく
信頼の(w)三洋FANとかにすると安心感倍増。
その代わりお値段は3倍増しでw;
2:
交換した新FAN、モーター部分が小さくなっており
相対的にFANの羽根面積が増えているので
風量が増える=風切り音も増えるのだろうか?
と思ってたが、あまり気にならない音量。
(調子の悪いFANに比べれば全然静か)
3:
受信状態で【FANが約7Vで駆動されてる状態】では、
不調だった旧FANより静か なのは確かで、かつ、
後部に手を当てると吹き出されてくる風量が確実に増えている のが
確認できた。
4:
IC-706Mk2とかMk2Gでも、ほぼ同じ手順で出来る、と思われる。
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